雑記

米中間選挙とこれから

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ごきげんよう、アリトシです。

11月7日に米中間選挙の決着が着きました。

今回の中間選挙では上院では共和党が過半数を占め、下院では民主党が過半数を取る結果となりました。

事前の予想通りの結果となったため為替や株価に対する影響はあまりありませんでした。

11月の頭にあった米中首脳による電話会談を行った報道で株価が上昇したように今後の注目は米中貿易戦争問題の解決が見えてくるかどうかです。

中間選挙後のトランプ政権はどうなる

今回の中間選挙の結果として上院を共和党が、下院を民主党が過半数を占めるねじれ状態になりました。日本でも2010年ごろにねじれ国会の時期がありましたが、衆参の議決の不一致により法案を通すのに時間がかかっていました。

ではトランプ政権で議会がねじれ状態になるとどうなるでしょうか?

影響を受けることは主に三つあります。

一つ目はトランプ大統領自身に関する疑惑の追及です。

トランプ大統領は大統領選におけるロシアの干渉疑惑や、脱税疑惑などメディアの報道によるバッシングには事欠くことはなく今も解明されてはいません。

米メディアの反トランプ路線はやや過激にも見えるのでどこまで正しいのかは分からず具体的な証拠が出てくるまでは大きくは動かないでしょう。

下院を民主党が過半数をとったことでトランプ大統領の弾劾決議を行うという可能性もありますが失業率の低下や平均賃金の上昇など米国経済の堅調さもあり、そこまではいかないんじゃないかと考えています。

二つ目はねじれ議会により法案が通りにくくなることです。

トランプ大統領が大統領選で公約として掲げていたメキシコ国境に建設予定の壁の予算などが承認されなくなる可能性があります。二年後の再選に向けて一定の成果を残したいトランプ大統領としては公約の実現を阻まれることは好ましくありません。

しかし、トランプ大統領は過去にも大統領令をメキシコ国境の壁の建設やTPP離脱に対して発動してきました。議会の承認なしで使うことのできる大統領令の使用数を増やすことで強引に政権運営を行うかもしれません。

三つ目は外交問題に注力することです。

ねじれ議会になったことで国内に対しては法律の制定に時間がかかるので外交を通して通商問題に対して一定の成果を上げようとするのではないでしょうか。

米中貿易戦争や日米物品協定(TAG)の交渉を通して成果を残すために更に強気な条件をふっかけてくるかもしれません。

米株式市場の今後は?

短期的には大きな変化はなく様子見を続けるのではないかと考えています。市場が望んでいるのは現在の不透明な国際情勢がハッキリとすることなので米中貿易問題にいつ決着がつくかが争点です。

米中貿易問題が長引けば長引くほど国際情勢の不透明さを背景にした不安が続き世界経済全体で停滞や後退が避けられないと考えます。

また、決算発表で少しずつ表れ始めた貿易戦争による企業収益の悪化にも注目が必要です。今の好景気が企業業績の好調を背景にしたものである以上その前提が崩れれば好景気は続きません。

トランプ大統領にしても景気向上が大きな成果であったために企業業績の悪化が顕著になった場合は貿易問題に対して妥協を示すかもしれません。

次の決算シーズンまではしばらく様子見予定です。

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