ごきげんよう、アリトシです。
私はこれまで実家の一都三県で過ごしてきたため交通の基本は電車であり、免許取得後も車に乗る機会は特になかったためバリバリのペーパードライバーになりました。
ところが、メーカーの技術職として採用されたためまず間違いなく地方配属されることが分かってます。あまり首都圏に拘るつもりもなかったのでそこは納得しています。
しかし、地方では車がないと何もできないという言葉は非常によく聞きます。実際に就職活動でメーカーの工場見学に行った際には山奥のド田舎に行くこともありビックリしました。
なので、一年目から車を所有した場合どのくらい費用が発生するのかを計算してみようと思います。
そもそもの収入と生活費
まず、私の基本給は約23万円です。ざっくりとこれの八割が手取りと考えると18万4千円が手取りです。
正直思ったより少ないというかこんなに税金で持っていかれるんですね・・・
独身寮に入るので寮費が月に1万5千円。
光熱費諸々で約1万円。
食費で約3万円。
スマホ代で1千円。これは光インターネット環境を整えると別途費用がかかるかもしれません。
つみたてNISAで3万3千円の拠出も忘れてはいけません。
これらを差し引くと残額は9万5千円です。
車の購入費とランニングコスト
新車で購入する場合軽自動車の場合は120万~140万円くらい、普通車の場合は150万~200万円くらいかかります。一方でプリウスの場合は300万は必要です。
今回は新社会人ということで軽自動車を購入することで考えましょう。
軽自動車の自動車税は年間10800円です。一定の燃費基準をクリアした車にはグリーン化特例が適用され割引されます。
重量税は年間6600円です。電気自動車やエコカーの場合は免税や減税が適用されます。
二年に一回の車検代はディーラーで行う場合7万~10万円程度かかります。古い車種ほど高くなる傾向があるので中古車の場合は注意が必要です。
代表的な消耗品としてエンジンオイル、バッテリー、タイヤがあります。これらは使用頻度にもよりますが年間40000円程度かかります。
保険は自賠責保険と任意保険があり、自賠責保険は年間15600円、任意保険の場合は120000円程度は必要です。
最後に駐車場代ですが田舎ということもあり月に5000円もあれば足りるでしょう。
以上をまとめてみると購入時に130万円。維持費として年間293000円です。これにはガソリン代が含まれていないので月に5000円を追加して年間353000円がかかります。
毎月3万円のコストが計上されることに・・・これに車を三年ローンで買うと考えると、月に4万円が追加され維持費だけで7万円程度になります。
高い・・・高すぎる・・・!!!
自由に使えるお金のほとんどが車の維持費に消えていく・・・!!!
まとめると新社会人に車の維持は大変
正直なところすぐに新車を買うのはあまり現実的ではないように思えます。
現実的なところでは中古車を購入してローン費用を抑えることでしょうか?
通勤や日々の生活用品の購入などに必要でなければ無理をして買い急ぐ必要もないでしょう。まずは生活に車が必要かどうか見極めることです。
実際に車を購入した際には報告したいと思います。