雑記

19年卒から見た今年の就活事情を話してみる

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ごきげんよう、アリトシです。

今年に私が経験した就活について雑感を書いてみようと思います。
就活生の方は参考にしていただければうれしいです。
社会人の方はこんな風に考えているんだーくらい気楽に読んでみてください。

私の就活属性は大手足切りぎりぎりライン

まず私の就活における属性を軽く紹介します。

MARCH工学部機械工学科の学部四年生で四年生に上がるタイミングで留年を経験しています。
正直なところ高学歴というには一枚も二枚も落ちる学歴です。学力の方も留年する程度にダメでしたしGPAも学年で下二割くらいです。
数社の企業にはエントリーシート・SPIの段階で落とされました。完全な大企業志向でしたがエントリーシートはだいたい通ったので足切りぎりぎりだったと思います。

サークルには所属しておらず。俗に言うノンサーという人間でした。
アルバイトも周りがよくやっている塾講師で特別アピールできるものではありません。
研究室のコネなども全くありませんでしたしこれといった有利な要素もなく、基本的に学歴などでは周囲に比べて不利だったと思います。

就職に関しては機械工学科ということもあり、ものづくりに関わりたいと思ったためメーカー専願でした。
結果としては学部推薦を使って第一志望業界ではありませんが中堅以上の企業に内定をもらえたのでわりと満足しています。
おそらく学部推薦という昔からの慣習で内定できただけだと思います。

修士にあらずんば理系にあらず

これが就活で一番感じたことです。
もしも研究・開発がしたいけど学士で就活しようと思っている人がいたらおとなしく大学院に行きましょう。
面接官に聞かれます。「なぜ大学院に進学しなかったのですか?」
周りの同級生や就活生にも聞かれます。「どうして院にいかないの?」

そのくらい理系の学部就職は珍しいことです。周りの研究開発職の場合は就活生の9割以上が修士です。
うちの大学でさえ進学率は6割くらいはありますし、もっと高学歴になれば進学率8割くらいは普通です。
もしも理系で学部就職をする場合は技術営業が多いです。機電系に関しては生産技術職が選択肢に入ります。
高年収に魅かれてコンサルなどの文系就職をする人も一定数いますが、とりあえず院にはいくことをオススメします。

情報系だけは例外ですね。学部就職も普通ですし、大手企業への就職もなんら問題ありません。

エントリーした業界

私が就職活動で業界単位でエントリーしたのは

・医療機器

・工作機械

・化学・繊維材料

です。この三業界を中心にエントリーしました。企業単体では建設機械メーカーや半導体製造装置メーカーなども数社受けました。
元々BtoBメーカーに行きたいな、と思っていたので自動車メーカーや電機メーカーなどはエントリーもしませんでした。
日産や三菱は不祥事ばかりですけどトヨタはメーカーの中では超好待遇です。
SUBARUの北米市場でのSUVの躍進は目を見張るものがありますし自動車メーカーは就職先として非常にいいと思います。
私が車にあまり興味がなかっただけです。

医療機器業界だけは毛色が違いますが、工作機械と化学・繊維材料はどちらも最終製品を作るのに用いられるものでありモノづくりに密接に関わっています。
BtoC企業と異なりブランドイメージなどで売上が変動しない点が好印象でした。
とはいえ工作機械は設備投資の対象なので景気変動に敏感ですし、化学メーカーは原油価格に業績が左右されるなど安定とは一概には言えません。
そういう意味では参入ハードルが高く新規参入企業の少ない医療機器業界は安定かつ成長業界といえますし、第一志望業界でした。全部落ちましたけど。

売り手市場というのは本当か

本当だと思います。採用担当の方に何度か直接聞いてみましたがみなさん採用活動に苦戦いていると話していました。本当かどうかは分かりませんが。
実際に調査などでは中小企業では特に採用難が続いているようです。
(売り手市場で採用活動に厳しさ、2019年大卒内定調査)

これは私がBtoBのメーカーを中心に就職活動を行ったことも大きいと思います。
BtoCのメーカーやCM広告を多く打っている企業は就職活動以前に認知されているため大きくエントリー数は沈みにくいです。
カネカや日清紡はBtoBのメーカーなのになんでCM打っているのかよく分かりません。

しかし、BtoB企業はその業界を志望している学生ならば当たり前に知っていたとしても、志望していない場合は知る機会さえありません。
売り手市場ということもありBtoB企業にエントリーせずに就活を終える学生も多いと思います。

私の例ですと就活を意識する前は金融や広告企業のほとんどを私は知りませんでした。
電通、博報堂、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーといった超有名企業でさえ残念ながら知りませんでした。
例えばポンプ業界のトップメーカーである荏原製作所を知っている学生は何%いるでしょうか?相当少ないと思います。

売り手市場ではCM露出が多い企業への影響は少ないかもしれませんが、中堅企業やマイナー業界の企業は採用活動に苦戦していると思われます。
有名企業に固執する短絡的な学生は実際はほとんどいないと思いますが、売り手市場ではマイナー業界のトップ企業こそ就職難度が下がっているので探してみてください。
内定をもらってもよりいい内定先があれば内定辞退すればいいだけです。

推薦応募の価値が高くなっている

売り手市場なのは事実です。
ということは企業としても内定辞退者が出てくる前提で採用活動を行っています。内定辞退者が多いと採用活動も長期化しコストもかかってしまうので企業としては嬉しくない要素です。

採用数を確保したい企業からすると内定辞退されない学校推薦制度は売り手市場では重要になってきます。
例として高年収企業の筆頭であるファナックは内定受諾後推薦状の提出を求められます。
私の第一志望だったキャノンメディカルシステムズでは採用の大半を学校推薦から行い、自由応募の枠はほんの少しです。そこに何百何千といった学生の応募が集まるので狭すぎる関門です。落ちました。
キーエンスは採用活動に制限をかけたくない理由から学校推薦を扱っていませんがこれはかなり珍しいと思います。

学校推薦を多く扱うことはメーカー独特の習慣かもしれませんが一つの事実です。実際、工場見学などの場でも推薦応募への切り替えを提案されました。
なので学校推薦の受付が始まる三月までに第一志望から第三希望くらいは明確にし学校推薦を利用してサクッと面接までしてしまいましょう。
自由応募でもらった複数の内定先から選びたい、という考えも悪くないですが就活自体が時間もお金もかかりますしさっさと終わらせるに限ります。

インターンシップは必須ではない

ほとんどの企業ではインターン経験者の採用割合なんて2割もないでしょう。そもそも学生がインターンに参加できる企業数なんて夏冬両方のインターンに参加しても2~3社です。
企業もインターンで採用活動のすべてをやろうとなんてしません。私が知らないだけでインターンシップが実質的に一次面接な企業もあるのかもしれません。口コミとかを調べてみてください。
1dayインターンシップは長めの企業説明会みたいなものなので除きます。行く意味はありますが3月の説明会スケジュールを前倒しにできるだけです。
第一志望の企業の二週間以上のインターンに参加できれば内定にはぐっと近づきますし、そこで内々定の打診を受けたら晴れて就活終了ですがそんな学生は一握りだけです。

そして、そんな一握りは相応に優秀な学生だけでしょうし大多数の普通の学生には縁のない話です。
なのでインターンに落ちても過度に落ち込まずに、夏休み冬休みを満喫しましょう。エントリーシートのコピペ素材を作ったり面接の練習くらいに考えていいと思います。

内定をもらえず無職になる心配はほとんどない

私の研究室の同期が今年の8月末から就職活動を開始し、一か月かからずに内定までこぎつけました。
その同期の場合は大学院受験に失敗し学部就職を余儀なくされたためにそんな時期からの就活となりましたが問題なく働き口は見つかりました。

実際に学科に来ている求人表の中には大手メーカーの子会社以外にも平均年収700万以上の業界では有名な企業などもあります。
だいたいの内定が出揃う8月でも採用活動を継続している企業は意外とあります。
CM広告を出している有名企業は採用枠が残っている可能性は低いですが、少しでもマイナーな業界に目を向ければ知名度のなさから採用活動に難儀している企業もあるはずです。
一部上場企業だけでも2114社もあります。就職できる気がしてきませんか?

過度に大手病にさえならなければ就職のチャンスは無数にありますし、大手企業の選考のすべてに落ちたとしても間に合います。
個人の情報収集では大企業以外を見つけることは難しいので大学の就職課や就職斡旋サービスなどを活用して自分では見つけられない求人にも応募しましょう。

売り手市場だからこそ好対偶を勝ち取ろう

ここ数年は学生にとって非常に有利な就活環境です。新卒で入社した会社がすべてではありませんし、大企業がよくてベンチャーが悪いというものでもありません。
しかし、派遣社員と正社員の格差や残業代未払いのブラック企業など職場環境の悪さに苦しむ方も多いです。
学生に有利な今こそ新卒カードを活用して自分にとって満足のいく職場を選んで下さい。

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